訪問看護の仕事内容|看護師|やしのきリハビリ訪問看護ステーション
2022/04/07
訪問看護とは?実際どんなサービスなのか
【訪問看護とは】
自宅にいながら看護が受けられるサービスです。病状やリハビリの状況に応じて看護師や理学療法士・作業療法士などの医療従事者が自宅まで訪問します。
住み慣れた自宅で療養生活を送るので、医療と生活の両方の視点から「その人らしい暮らし」を看護師や理学療法士などが支援していきます。
利用者様や家族の意思、在宅生活を尊重しながら、自己決定や自立を支援していきます。
訪問看護は介護保険か医療保険が適応されます。また、自費での訪問も承っています。
※介護保険⇒地域包括支援センターやケアマネジャーに依頼
※医療保険⇒主治医や近くの訪問看護ステーションに申請
疾患や年齢によって介護保険か医療保険どちらが優先になるかが決まります。
訪問看護のサービスを利用するには、「訪問看護指示書」という医師からの指示が必要になり、主治医に訪問看護指示を受けてから訪問することとなります。
【訪問看護のサービス内容】
※健康状態の観察
血圧は安定しているか、熱はないか、呼吸や脈拍は乱れていないかなど、健康状態を観察します。病状の経過観察や自宅での生活で気をつけることの助言を行います。
※病気の回復のための看護
人工呼吸器などの医療機器の管理や、カテーテル管理や点滴など、医師の指示をうけての医療処置、薬が必要な方には服薬指導、また、褥瘡の予防や処置も実施します。
※療養生活のアドバイスと実施
食生活や衛生面、排泄などの生活上のアドバイスを行い、本人や家族が実施することが困難な場合は排泄介助や入浴介助・清拭などの保清も実施します。
※リハビリテーション
食事や排泄などの日常生活における動作訓練や、関節の拘縮予防、脳梗塞などの後遺症改善、廃用症候群の予防・改善目的にリハビリテーションを行います。また、自主トレーニングの方法や、自宅で安全に生活が送れるよう福祉用具の提案・助言なども実施します。少しでも長く利用者様が望まれる在宅生活が送れるように、支援いたします。
※家族の療養相談や技術指導
自宅で介護することに対する不安を少しでも軽減できるよう、上記のアドバイスに加え、精神的なケアなども行います。また、インスリンの自己注射や病状に応じた食事の指導も行います。
※医療機関、各サービス事業所との連携
自宅に訪問させていただいた際、変化があった時などは主治医やケアマネジャーに状態の報告をさせていただき、情報を共有し、自宅での生活がより良くなるよう支援していきます。