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在宅生活における福祉用具の役割|守口市|やしのきリハビリ訪問看護ステーション

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在宅生活における福祉用具の役割|守口市|やしのきリハビリ訪問看護ステーション

在宅生活における福祉用具の役割|守口市|やしのきリハビリ訪問看護ステーション

2022/03/31

在宅生活における福祉用具の役割

自立支援のサポート

【福祉用具の定義】

福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律(福祉用具法)の第2条において、福祉用具とは「心身の機能が低下し日常生活を営むのに支障のある老人又は心身障害者の日常生活上の便宜を図るための用具及びこれらの者の機能訓練のための用具並びに補装具」と定義されています。

また国際標準化機構(ISO)では、「障害のある人々が使用する、特別に生産されたあるいは一般的に利用し得る、あらゆる生産品、器具、装置あるいは技術システムであり、障害を予防し、代償し、監視し、軽減し、中和化するもの」と定義されています。

さらに介護保険における福祉用具の定義は、「心身の機能が低下し日常生活を営むのに支障がある要介護者等の日常生活上の便宜を図るための用具及び要介助者等の機能訓練のための用具であって要介護者等の日常生活の自立を助けるためのもの」とされ、貸与と販売により給付されます。

 

*貸与される福祉用具

①車椅子

②車椅子付属品

③特殊寝台

④特殊寝台付属品

⑤床ずれ防止用具

⑥体位変換器

⑦手すり

⑧スロープ

⑨歩行器

⑩歩行補助杖

⑪認知症老人徘徊感知機器

⑫移動用リフト(つり具の部分を除く)

⑬自動排泄処理装置

 

*特定福祉用具(販売)

①腰掛け便座

②自動排泄処理装置の交換可能部品

③入浴補助用具

④簡易浴槽

⑤移動用リフトのつり具の部分

 

【在宅生活における福祉用具の役割】

在宅生活において福祉用具は重要な役割を担っており、心身機能が低下し日常生活を営むのに支障のある高齢者又は心身障害者の方の日常生活をサポートしています。例えば一般的なベッドで就寝していた方が、福祉用具の特殊寝台(介護用ベッド)の導入によって、起き上がりが自力でできるようになったり、ベッドを適切な高さに設定することでベッドからの立ち上がりがスムーズになったりと、今まで1人でなかなか動くことができなかった状態や、介護が必要だった状態から、自立した生活を獲得できるようになったり、介護負担が軽減したりします。

また杖や歩行器、車椅子など移動をサポートする用具を導入することで、外出することができなかった方が買い物に行けたり、趣味の場に行けたりなど生活の幅が広がります。単に生活の幅が広がりQOL(生活の質)が向上する以外にも、身体機能面の向上や身体機能の低下予防にも役に立ちます。

もちろん転倒等の注意は必要になりますが・・・。

 

その方にあった適切な福祉用具の選定は福祉用具専門相談員が行いますが、訪問看護で看護師やリハビリスタッフが介入している場合は、選定に関わったり、新たな提案であったり、使い方の助言などを行うこともあります。

その方が望まれる在宅生活を支援するのに欠かせないのが福祉用具です。生活の中にどの用具をどのように取り入れていただくことが一番いいのか。自立支援において大切なことの一部ではないかと考えます。

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